夜という夢

 

夜、

喧騒が消えた町の

小さな小さな声寝息を聴くのが好きだ

 

微かだけど確かなその音がひっそりと部屋を満たしていく感覚が好きだ

 

それに、賑やかな昼間よりも

町が生きてるって感じがする

 

太陽の下を行きかう多くの人を見るより

暗い中灯る数えきれない光を見ている方が

そこに人が生きてるんだなあって思う

 

時々通り過ぎていく人の声や車の音も

町が静かな分はっきり聴こえて

それは喧騒じゃなくて

ちゃんと1人1人として認識できる

 

 

穏やかな気持ちで

世界と向き合って、受け止めて、溶けていけるような気がするんだ