お題「この色が好き」

 

 

空の色が好きだ。

 

水色の絵の具ででたらめに塗ったような夏の空も、少し霞んでいるような薄い色の空も、申し訳程度の数の星を浮かべる夜空も。

 

 

でも私が一番見るのが好きなのは、夕方と夜の間の空の色。

 

 

私の住む街では鮮やかに真っ赤な夕焼けなんてそうそう見れないのだけれど、それは置いておくとして私が好きなのは夕焼け空と言って大多数の人が想像するような空ではない。

 

 

下の方は夕焼けが残り、上から夜の闇が迫って、その間は溶け合うように紫がかっている。

 

そんなふうに夕と夜が共存する空の色に、昔から何故かたまらなく惹かれる。

 

 

単純に部活の帰り道やらに見る機会が多かったかもしれない。

 

でも、ただただ真っ赤な夕焼けよりも、私はあの空の方が綺麗だと思ってしまうのだ。